誘われるのが嫌で敬遠していたゴルフを始めるから記録に残していく話①
ゴルフ。
紳士のスポーツであり、社会人になった大人達がこぞってとは言わずとも多くの人が嗜んでいるスポーツである。
かくいう僕の周りの友人たちもほとんどと言っていいほど経験しているんだが、僕はというと先輩達に誘われるのが嫌で
「ゴルフやんの?」
とか聞かれても
「いえ、したことないです!道具も持ってないです!!おじいちゃんが持ってたやつも捨てました!!!」
と無駄にハイテンションで受け答えをしていた。
しかしこの前の地元の友人たちの結婚式でどうだ。やはりみんなやっているではないか。何なら高校時代の仲間と集まりみんなでゴルフ場に行く企画まで計画されてるではないか。
あれ、これ僕始めた方がいい??
ちょっと過剰反応で今まで経験しなさ過ぎた??
今まで一度も感じたことのないゴルフに対する想いが込み上がってくる。
いや、興味はあったんだ。(必死)
むしろ好きだよ?みんゴルなんて初期のプレステのやつめちゃくちゃやり込んだし何なら今でも起動できるほど大切に持ってる。(プレステ2以降は持ってないが)
自然の中で体を動かしつつ、おしゃべりしながら休日を過ごす。
気心の知れた仲間とやるなら最高のスポーツではないか。
僕の人生のターニングポイントかもしれない。
僕はわりと思い立ったらすぐ行動するタイプの人間で、結婚式から帰ってくるとすぐによく遊ぶ友人(年下)に「打ちっ放しに行こう」と言った。
そいつも気のいい奴で、「イイっすよ。俺の家の近くにあるんでいきましょうよ。」と言ってくれた。
くそ、ナイスガイじゃねえか。そりゃあナンパも成功しまくるわ。
さてそんなこんなで僕はナイスガイの家に行き、もちろん僕は持ってないからクラブを借り、1本だけ持ちむき出しのままで打ちっ放しの場へ。
道中恥ずかしさは拭い切れなかったがまあ
「この人本当に家が近い人なんだろうな?」
と思われるくらいだろうから気にしないようにした。
徒歩5分ほどしたところで練習場が見えた。
自然と胸が高鳴る。僕は今日ゴルフデビューをするんだ…。半袖半ズボンでサンダルの後輩を引き連れ、僕はゴルフの世界へ一歩足を踏み入れた。
ゴルフシリーズ、続きます。